村正の顕彰碑を揮毫しました。
6月7日 三重県 桑名市 桑名宗社様にて、昨年9月1日より延期となっておりました、
宝刀村正写し鍛錬打ち始め式が行われました。
300名を超える方々が玉鋼を打つ凛とした音は、大変美しく境内に響いておりました。
また、『宝刀村正 三﨑大明神』漆をまとっていたと思えないほど美しい姿となって帰ってきておりました。
また、この日、千子村正の顕彰碑が除幕となりました。
『桑名刀工 千子村正の碑』
揮毫いたしました。御朱印のときのような刀のような雰囲気とせず、今回は銘をつよく意識したものにいたしました。
村正の銘は代によって異なりますが、『どの代の村正の銘』とせず、
見た方が『これは村正である』と感じていただけるような書にしたいと思い、こちらの作品となりました。
『千子村正』として時を刻んでいけることを大変嬉しくおもいます。百年、二百年、三百年と遠い未来のさきでも、村正が愛される存在であることを願っております。 お近くにお越しの際に、ご覧いただけましたら、幸いです。
また、この翌日6月8日には、20年に一度の『神宮式年遷宮』に伴う『御樋代木奉迎送行事』が斎行されました。
ユネスコ無形文化遺産の石取祭の沢山の山車が参列され、西馬道様には、揮毫しました『村正』の半纏をこの日も着用いただきました。
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